目線のズレ
2008年04月25日
先日お客様先にて研修をさせていただいた際、受講者の皆様に会社に関する課題感や自分の価値観とその背景など、思うが侭に「自己開示」していただきました。
そのなかには非常に深いお話も多く、「自分の力で変えられるのは仕事だけだから、仕事に取り組むしかないと思っている」というような内容もありました。
多くの方の話を聞いていく中で、様々な想いをもって仕事に取り組んでいる人が集まって会社ができているということを実感するとともに、価値観が違う人たちがただ集まると、どんなに力のある個人が集合していたとしてもベクトルがそろわず、会社として力を発揮しきれないということも痛感しました。
個人の価値観では「正しい」ことも、全体でみたときにどうかというと「正しい」こととは限らず、会議の場で意見は出るがいつまでもまとまらない場合などは価値観の違いで話をしているだけかもしれません。もしそうなっておられるのであれば1度「価値観」という目線で会議を見てみられてはいかがでしょうか。
名古屋支店 下司