「ぶれいくするー」※プラス思考の落とし穴
2008年04月16日
ブレークスルー・・・・。
辞書で調べると、「困難や障害を突破すること」とあります。
一方、プラス思考という言葉もよく使われるのですが、
最近単純なプラス思考や前向きさの中に大きな嘘がある場合が
あるのではないかと考えます。
上司が、「○○必達よろしくな!」
部下が、「はい、死ぬ気で頑張ります!」
このやりとりの中に、
上司(本当は期待しきれないし、きっと君はやらないだろう。
でも当てに出来ないと明言することも出来ないし、
期待している素振りが相手のヤル気を引き出すかもしれない)
部下(本当は我が事としてとらえきれていないし、正直会社や
自分の所属する部署の成果に対して本気になっている
わけでも責任をしょっているわけでもないが、よく面倒を見ている
上司に対して忠誠心を示しておきたい。それって部下としての
リップサービスかな?
兎に角、きっと達成しなくても許されるだろうし、
居場所が無くなるわけでもない)
という意味が無意識で約束されているのではないでしょうか?
成し遂げることを前提としたディスカッションって難しいですかね?
善意とプラス思考を装った絶対にブレークスルーしない人や
会社が多いかもしれません。
吉田