声援
2008年03月04日
先日の東京マラソンに参加してきました。
長く続けられる趣味としてマラソンを始めてから、
今回で3回目になります。
東京マラソンには初参加でしたが、
各エリアでは力強い太鼓の演奏や、おそろいのはっぴに身を包んで
踊りを披露したり、地域の特徴あるとても楽しい応援が行われていました。
中には、大型のスピーカーを設置して、(なぜか)タイガーマスクの
格好でYMCAを歌って声援を送る方もいらっしゃいました(笑)。
毎年マラソンに参加して感じることは、声援のありがたさです。
私の場合、38Km地点で披露がピークになり、ペースが著しくダウンしました。
よっぽどひどい顔をしていたのでしょうか、そんな時に
「そのペースで大丈夫!ファイト!」と、沿道から私の目を見て
声援を送ってくれる方がいらっしゃいました。
足の痛みと疲労で泣きそうになっていた私は、その声援に励まされ
気持ちを取り直しゴールをすることが出来ました。
理由は分かりませんが、あの場所、あのタイミングだったからこそ
響いた言葉だったのかもしれません。
人生はよくマラソンに例えられます。
マラソンには選手と、選手を応援してくれる方がいるように
人生にも、今頑張っている自分とそれを応援をしてくれている方が
沢山いるのではないでしょか。
私はつい、自分が一生懸命になってしまうと
まわりで応援してくれている人のことを忘れがちです。
そして、落ち込んだときにようやく、声援をくれる人の
ありがたさを思い出す始末です。
自分が選手として、人生を精一杯生きることも大事ですが、
同じように努力する人たちへ声援を送る人でもありたい。
そして、声援をくれた人への感謝を忘れずにいたいと
走り終えて感じました。
体力の続く限り、マラソンを続けようと思います。
伊藤 裕之