脳
2008年01月16日
私はよく弊社の男性社員から「3次元の人」とか「妄想がすごい」と言われます(笑)
自分ではなぜだか理由がサッパリ分かりませんでした。
でも、最近読んだ本により謎が解けました。
「男性脳は『空間』、女性脳は『時間』の論理がビジネスで両者の間に溝を作る」
【公園を作る計画についてのビジネス会議】でいうなら
まず男性は空間設定から入る。噴水や路、広場の配置のイメージをし、「文化」や「スローガン」にも
気を配り、公園の使用目的や隣接商店街との連携や予算のことも忘れない。
予算に見合った収まりの良い空間を検討するのだ。
一方の女性は検討から入る。公園と自分たちがどう関わるか、その日常の物語りを検討してみないと
公園が必要かどうかさえも測れないのだ。人生のさまざまなシーン、四季折々、朝昼晩のあらゆるシーンに
なぞらえて、検討は楽しそうに延々と続く。
なので男性は女性の一見取りとめのないようなおしゃべりに「仕事」の邪魔をされた気分になり、
女性は運営シーンを軽んじる男性がバカみたいに見える。
皆さんも企画会議や戦略会議などでこのようなことを感じたことはありませんか?
うちの会社は男女はもちろん年齢、社歴なども関係なく、良い意見は参考にして
どんどん取り入れています。という会社もあれば、
女性が会議に参加することが少ないという会社も多いのかもしれません。
本の最後に「効能のないモノは売れない時代、女性の考え出す「商品(サービス)が、
人生にとってどう嬉しいか」は、後に欠かせないマーケティング・ポイントになる。」とあります。
男性脳と女性脳、右脳、左脳、何が重要で正解というのではなく、
自由に発言し意見をぶつけ合える会議室。
そんな会議室からおもしろい発想や商品が生まれているのかもしれませんね。
ES部 石見