感情をマネジメントすること
2007年12月11日
最近、EQをはじめとした「感情をマネジメントすること」を題材とした本をよく読んでいます。
業績を上げるため、営業力強化支援や、人事制度設計などの手段を用いて組織を変えるお手伝いをさせていただく際、その会社が持つビジョン(理念)や戦略、現状の組織に適した肌感のある仕組みを一緒に創り込んでも、簡単には組織の歯車が効率よく回るということはほとんどありません。
なぜならば、組織を変えていくということは、想像以上の負荷がかかるだけでなく、それまで当たり前だったことが、突然当たり前でなくなったり…ということも起こるため、組織を変えることに対しての不信感、恐怖感、怒りといった嫌悪な感情を抱いてしまう方が出てくるからです。
このようなネガティブな感情を持つ方々を、組織を変えることが良いことであるとポジティブな感情を持ってもらえるように変えること、さらには組織を変えていくことに使命感を持ってもらえるよう、これらを組織の感情規範として共有されるようにすることが、業績を上げるためには必須であると日々の業務の中で感じているためです。
これは今の仕事をしている限り、永遠のテーマとなると思いますが、お客様に喜ばれるよう、自分自身が納得出来るよう、追求し続けていきたいです。
第1グループ 松本