イチローに学ぶ(1)
2007年07月30日
イチローに学ぶ(1)
第2ユニットの佐々木です。
ぼくは個人的に現メジャーリーガー、シアトルマリナーズの
イチロー選手の考え方に共感をもっている男なので、
タイトルを「イチローに学ぶ」とさせていただきました。
(1)、としたのは学んできたことが1回だけでは語りきれないので
シリーズ化して話させていただきたいと思ったからです。
今回のテーマであるイチローの言葉
「驚かれるようならまだまだです。驚かれないようにがんばります。」
あれだけ数々の記録を成し遂げてきたイチローですが、
毎回「凄い」と思われるようなことをする度に、
それを自分の基準に引き上げる。
そうして自分自身の基準を引き上げれば引き上げるほど
次に何かを成し遂げた時には、「ああ、彼ならやって当然じゃん?」
という評価がでてくる。
世界記録となった年間262安打も凄い記録ですが、
3年も続けて260安打したら誰でも今度は誰もが当然のことのように思うでしょう。
そうなれば周囲はもっと上を求める。
そしてその期待が本人にもプレッシャーを与え、さらなる飛躍への糧になるのではないでしょうか。
イチローはすでに現在、「3割打てれば1流」と言われている野球界にあって
イチローの場合、3割そこそこの打率では「イチロー今年どうしたんだろう」
と言われるくらいに周りの基準が上がっています。
多少、社内で評価されているから、そこで過信し、「満足」に至る人。
そういう人は自分の基準を下げたまま、圧倒的な飛躍なく終わると思います。
自分にも期待し、周りにも期待される。そして周りの期待以上の結果を出す。
まず、ぼくも周りからプレッシャーをもらえるような位置までいきたいなと思っています。
最後にイチローの言葉からもう一つ、記者に言った言葉。
「期待は勝手にして下さい。やるのはぼくですから。」