自分の大切な人を守れるように
2007年07月12日
ES部の石見です。
私の友人は人事や人材関連の仕事をしている人が多いので
集まると決まって仕事の話になります。
つい先日も会社帰りに集まったのですが、その時に
結婚しているという理由だけで重要な仕事を任せてもらえなかったり、
少し古い言い方をすれば出世街道から外されたり、
子供の都合で会社を遅刻や早退するのをチクチク上司に言われたりと
悔しい思いをしている女性がたくさんいるという話を聞きました。
家庭を持っているから好きな仕事が続けられない、出来ない。
努力し、成果を出していても正当な評価をしてもらえない。
そんな環境でも辞めずに働き続けられるのは何故だろう?
どんな気持ちで働いているのだろう?
もし自分だったら・・・?
言われた相手の気持ちを思うと胸が苦しくなりました。
新卒、中途採用の際や社員に対して松下がよく言っていることがあります。
「嫌いな上司の下で我慢しながら働いて、愚痴を言いながら毎晩お酒を飲むような、
家族のためと耐えながら会社に居続けるようなサラリーマンに俺はなりたくなかった。
だからみんなにも
突然会社をクビになっても困らないように、自分の大切な人を守れるように、
雇われなくても生きていける力を身に付けて欲しい。
会社のためでなく自分のために仕事をして欲しい」
改めてその想いの重さを強く感じました。