組織は何のために存在するのか
2008年07月18日
その組織は何のために存在するのか。
そんなことを最近如実に感じています。
ただ、ここで私のいう組織とは
営利団体である企業のことではなく
地元のバスケ友達と集まる
いわばサークルのことです。
そのサークルも言ってみれば組織。
もちろん風土があります。
難しいのは、「このサークルはどんな場であるべきか」
ということが統一されているかいないかです。
いくらサークルとはいえ、高校・また大学まで
バリバリやってきている人ばかりなので
試合になれば当然本気になるし、勝ちたい想いがあります。
その想いの差が、時にチーム内に軋轢を生みます。
例えば、試合が競って、緊迫したゲームの時、
「オレは勝ちたい。だからおまえは休んでおまえ(前のおまえより客観的に見て実力が上な人)が出ろ」
「いやいや、やっぱりみんなでバスケ楽しむべきだし、そういう交代はしなくていいんじゃん」
「いやでも・・・・」
という会話が続いていくと
その後の飲み会では、
「そもそも何でこのサークル作ったんだっけ?」
という話に必ずなります。
激しく意見を言い合う。
そして折衷案で一旦落ち着く。
バスケの試合になる。
想いが交錯する・・・
の繰り返しです。
企業とは違い、痛みを伴いばがら(人を切るなど)
想いを統一する厳しい決断はサークルなので得はありません。
そんな錯誤を繰り返しながらも楽しい場であることに変わりはないです。
組織って難しいですね。
コンサルタント 佐々木