正論
2008年07月14日
この言葉に対して
皆さんはどのような感情を抱くでしょうか。
「正論は役に立たない」
「正論は理想論」
このような負の捉え方をする人もいるかもしれません。
ちなみに私も
「そんなきれいに上手くいくなら最初から悩まない」
といった思いを抱くことがあります。
むしろ
ただただ正論ばかり並べたてられると簡単にイラッとします。
しかしながらこの言葉に対しイラッとしているわけではなく
その一方で私は
「正論=指針」
の構図ももっています。
正論はそのままの形で適応させようとすると
役に立たないものになると私は考えているいからです。
そこで大切なのは、その正論をうっすらと軸に据えながら
その周りにどのように現実味のあるシナリオを描くか
なのではないかと思います。
そうでないと
「正論」は机上の空論に終わってしまうからです。
正論に寄らず
「現実問題・実際問題」といった言葉に甘んじず
私のこの考え方は
大切にしているスタンス(の一つ)
“中庸” からきていると思います。
平たく言うと
「どちらにもかたよらないこと」
捉え方は様々ではあると思いますが
良い意味でとらえて頂けると幸いです。
私の心がけるこの“中庸”のスタンスから
「正論」の言葉について触れてみました。
マーケティング推進グループ 菅谷