「部下の給与」を決める責任
2008年06月02日
ミドルマネジメントの育成にお悩みの経営者様にご提案です。
「部下の給与をミドルに決めさせてみませんか?」
会社に対する思いが強く、かつ優秀な経営者様であれば、
経営者が社員全員に対して徹底的に考え、苦悩した挙句に人事評価を出します。
そして、その評価自体はほぼ正しいケースが多いようです。
しかし、ここに大きな落とし穴が潜んでいます。
「社長依存」です。
どんな凄腕経営者でも、30名、50名と社員数が増えれば、
一人一人の行動を隅から隅まで見れるわけではありません。
しかしながら、できる限り公平・公正に、かつ社員のモチベーションが下がらないようにと
経営者は人事評価に多大な労力と時間をかけることになります。
このような場合、弊社ではミドルマネジメントを巻き込んだ査定会議の実施をご提案する場合があります。
直属の上長であるミドルが、期中の部下のパフォーマンス(成果と取り組み)を評価し、
査定会議に出席します。なぜ、こういう評価をしたのか理由を発言をしてもらい、
真剣勝負の場で激論を交わすのです。
”部下の給料を決める”という重責を担ったとき、
ミドルマネジメントの意識と行動は劇的に変わることが間々あります。
変わらずを得ないといった方が正しいでしょうか。
「ミドルマネジメントが部下を次のステップに引き上げることに精を出す」
「経営レベルの意思決定基準をミドルマネジメント層に共有させる」
組織の拡大に欠かすことができないこれらの要素を成し遂げるべく、
査定会議の導入を通してご検討してみてはいかがでしょうか。
ステージアップコンサルティンググループ 佐藤