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営業ノウハウ満載！無料メールマガジン バックナンバー
・★:.・。☆『営業ノウハウ満載メールマガジン』☆。.・★::NO.2
[ 2007.06.04 ]
━ Change Management System MAIL MAGAZINE ━━━━━━━━━━━
『営業ノウハウ満載メールマガジン』
～業績向上は１日にしてならず～
http://www.change-ms.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007.6.4/vol.2
こんにちは、企画部の川?です。
6月に入りましたが、皆様いかがお過ごしですか。
最近暑い日と涼しい日と気温の変化が
激しいですね。
暑い日でも社内は冷房が入っていないので
毎日窓を開けて、
自然のクーラーで過ごしています。涼しい風が
入ってきて意外と快適なんです。
でも夏に向けてそろそろ冷房を入れてほしいなと
思います。
皆様の社内はもう冷房が入っていますか。あまり
冷房が強すぎると体に悪いので、
たまには窓をあけて、換気をしてみてください。
きっと気分転換になると思います。
これから湿気の多い時期になりますが、
快適な環境で、気分転換しながら働きたいですね。
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vol.2のコンテンツは・・・
■１．CMSからのお知らせ・近況ご報告
□２．CMSコンサルタントによるコラムをお届けいたします。
＜CMS取締役 長尾 一哉がお届けするコラム
第五弾です＞
今回のテーマは『企業成長の鍵?思いとスキルの
バランス?』です。
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◆Chapter１ CMSからのお知らせ・近況ご報告◆
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----○セミナー開催のお知らせ○----
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目指せ！売上30億円『営業エンジンのつくり方』セミナー
1）東京会場
日程：平成19年6月12日（火）
13：30?16：30
会場：新宿ＮＳビル・3階 「302」
定員：先着20名様
費用：１名様 ￥3,150（税込）
2）名古屋会場
日程：平成19年6月19日（火）
13：30?16：30
会場：名古屋商工会議所 第4会議室
定員：先着20名様
費用：1名様 ￥3,150
[セミナー概要]
「売上のほとんどを一部の営業マネージャーが稼ぎ出している」
「稼ぐことができない人材がそのまま放置されている」
「そもそも組織としての稼ぐ仕組み・育成の仕組みがない」
このようなお悩みを抱えてらっしゃる企業様に共通しているのは
「営業エンジン」をお持ちでないということです。
「営業エンジン」とは、組織として統一された稼げる人材を
つくるための「育成の仕組み」のことを意味しています。
本セミナーでは、何故「営業エンジン」が必要なのか、
「営業エンジン」をつくるためのポイントなどをお話いたします。
また、御社の「営業エンジン」整備状況判断ワークや
「営業エンジン」を弊社とともにつくった企業の実例など、
盛りだくさんの内容で開催いたします。
＊詳しいご案内は、下記ＵＲＬよりホームページをご覧ください。
http://www.change-ms.com/
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▽お申し込み方法・お問合せ先▽
お電話：03-5919-4100
E-mail：m_kawasaki@change-ms.com
担当：カワサキ
※お電話、メールのいずれかでお申し込みください。
セミナーに関するお問合せも上記連絡先まで、お願いいたします。
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----●1日特別研修開催のお知らせ●----
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ロジックに基づく営業手法獲得で、売上げUP!
「Meet The Logical Sales（MLS）」研修を開催!!!
営業上の課題を
1）お客様との面談スキルを向上させる
2）自社の商品の価値を理解する
3）お客様のニーズを引き出す
4）正しいロープレ手法を身につける
という、この4つのステップを経ることで、売上げを飛躍的に
伸ばすために必要な営業ロジックを１日で身につけていただける
研修を東京と名古屋の2会場で開催いたします。
詳細情報はこちら→http://www.change-ms.com/seminar/2007/05/post_8.html
費用：\52,500（税込）
定員：20名様
※東京・名古屋両会場とも共通
〔名古屋会場〕
日程：2007年6月20日（水）10:00?18:00※受付開始9:30?
会場：ホテルアソシア名古屋ターミナル19階 『りんどう』
〔東京会場〕
日程：2007年6月21日（木）10:00?18:00※受付開始9:30?
会場：新宿ＮＳビル・3階
『人事制度リフォーム実務研修』第一弾
人事制度考課者トレーニング
おかげさまでサービス提供開始以来、好評を頂いている
「人事制度リフォーム ＲＥＭＳＹＳ（レムシス）」ですが、
このＲＥＭＳＹＳの中で最も重要な要素である人事制度の
「運用」にスポットをあてた１日研修を行います。
制度を創ったあと、実際に運用する段階になると、
考課者（評価者）の育成が大きな課題となっている企業様を
数多くお見受けします。
今回は、制度運用上の大きな課題の一つとなっている考課者
育成をお手伝いさせていただく目的の公開講座です。
人事制度の運用に課題・問題を感じていらっしゃる担当者様、
ぜひご参加ください。
日程：6月20日（水）10：00?18：00※受付開始9：30?
会場：新宿ＮＳビル・13階
費用：￥31,500（税込）
定員：20名様
＊詳しいご案内は、下記ＵＲＬよりホームページをご覧ください。
http://www.change-ms.com/seminar/2007/05/post_9.html
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▽お申し込み方法・お問合せ先▽
お電話：03-5919-4100
E-mail：m_kawasaki@change-ms.com
担当：カワサキ
※お電話、メールのいずれかでお申し込みください。
セミナーに関するお問合せも上記連絡先まで、お願いいたします。
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◆Chapter2 CMSコンサルタントによる『コンサル業界コラム』◆
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今回は、CMS取締役 長尾の「ビジョン共有講座」全5回シリーズの
第5回目です。
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第５回『理念経営の驚くべき事例』
皆様こんにちは。長尾です。
さて、今回は『理念経営の驚くべき事例』と題し、
わずか2ヶ月で急激に成長された企業様を事例に挙げ、
「理念・ビジョン」と企業経営についてご紹介してみたいと
思います。
その企業様は人材派遣業を営む社員34名、売上17億円の
企業様。社長は現在45歳、32歳で事業を立ち上げ、
13年間必死に走ってきた中堅企業です。
弊社の「ビジョン共有プログラム」を実施頂くにあたって、
社長はこのように話されていました。
「現在、事業部長をしている4名の次期経営者候補の
経営幹部としての目線を上げてもらうべく接してきました。
しかし、どうも伝わっていない。
いい奴らだし、やる気もあり素養も高く部下にも慕われています。
先日売上50億の壁を超えるシナリオについて話しをしたら、
『社長、がんばってください。社長がやるというなら
僕たちもやりますよ。がんばりましょう！』と
真顔で言われたので私は、正直がっくりきました。
50億やるのは私だけど、君たちが主人公としてやるんだ、
私一人の力で30億はいきますが、それ以上の壁は破れない
ということが伝わっていない。
彼らの意識と目線が変わらなければ50億は超えられない、
社員全員の社員の目線が合わなければ、うちはお客様から
選んでもらえない会社になっていく。
その危機感の無さ、責任感の無さ、無いものを創ったり
引き寄せたりする力の無さが、私の権限委譲の判断を
いつも鈍らせるんです。
このプログラムで是非その目線の転換を実現したいと思って
います」
このような社長の話から、事業部長たちの目線は低くとも
部下の管理はしっかりしてるのだと思っていましたが
10時間に及ぶコミュニケーション研修の現場に立った時、
私は愕然としました。
研修開始の5分前でもマネージャーは現れず、
社員の方々もジュースを飲んだりパンを食べたり、
ガムを噛んだりと、これから会社を変えていくための
ミーティングを始める状況では全くありませんでした。
社長は事前にこの研修の主旨を社員に、どれだけ社長が
真剣なのかを踏まえて説明頂けるという話を聞いていた私は
正直「社長の真意」みたいなものも疑わざるを得ませんでした。
15分遅れで開始した研修で、私は開口一番受講者の
皆さんに向かって苦言を呈しました。
「9時30分スタートということで、私は1時間前にお伺い
していましたが、その時既にいらした何名かの方々は
皆さんのために机を拭いてくださったり、セッティングの手伝いを
申し出てくださいました。
しかし、一方で遅刻してきた方やパンやジュースを飲んで
ただ座っていた方もいらっしゃいましたね。
その方々が今こうして研修を受けられているのは、自分の大切な
時間をあなたのために差し出してくれた方のただ働きの上に
成り立っているんです。
しかも、彼らに対してお礼も謝罪もない。遅れてきた
マネージャーなんてお話になりません。これじゃあ御社は
良くならない。だって不公平が横行しているじゃありませんか。」
そんな始まり方をしたビジョン共有プログラムでした。
10時間研修では皆さん集中力を切らさず真剣に行って
いただきましたが、幼稚さの残る課題設定となりました。
その１週間後、事前に社長と２回のセッションを重ねた上で、
理念発表会が開かれました。
「社長が描く理想、人を信じる力、人に優しくありたい社長の
価値観は良くわかるからこそ、厳しく洞察し、対応することが
大事なんです」
とお話しした後の理念発表会だったので、ここは毅然とした態度で
お話しになるのかと思いきや、10分遅れて始めた理念発表会の冒頭で
「いや、皆さんすみません。遅れちゃいけない私が
遅れました。」
とニヤニヤ切り出した社長が映し出した『当社の行動規範』には
『10分前行動の厳守』と書かれていたのです。
私とセッションしている時と社員の前に出た時のこの社長様の変わり様は、
いったいどういうことか･･･？私は深い疑問と驚きに襲われていました。
「社長は真剣か？･･･真剣だろう。事業部長たちはどうか？
社員の中に溶け込んでいる。この会社は変われるのか？」
実はこの会社には4月に新入社員様が４名入社されていました。
弊社で適正検査とマナー研修を行っていましたが、
弊社の専任講師が匙を投げるほど「誰とも話そうとしない、
暗い」新入社員だったのです。
このプログラムを実施している中でも、この方たちは
終始うつむき加減でした。
理念発表会が終わった後、私は社長に申し上げました。
「社長、事業部長や社員を育成したいなら、この会社で
やって良い事と、ダメな事を明確にしてください。
社長は社員の鏡なんです。」
その１週間後、ミッションリンク研修を開きました。
この１週間の間、私は事業部長たちと会っていました。
事業部長たちはコミュニケーション研修でわかった社員の本音に、
ショックと同時に自分たちの責任について深く考えていました。
「最近、よく考えるんです。自分たちが支えなくてはならないもの
と自分たちは見られているんだということ。
今まで、私は「私」でしたが、もう「私」ではなく「公」に
ならなくてはいけないんだと･･･。
私は「私」と「公」の両方を持った、なんか矛盾したような人物に
ならなきゃいけないんだと･･･。」
社長も事業部長たちもこの１週間苦しみ、同時に行動していました。
そして開いたミッションリンク研修で、3度目の私の驚きが待って
いました。
研修の開始15分前には目をキラキラさせた社員の方々が
座っており、開始とともに大きな挨拶が返ってきました。
そして、真剣に積極的にセッションに挑んでいく
社員の方々の姿がありました。
終了間際、一人ずつ個人のミッションステートメントと会社との
ミッションリンクを発表する場面では、あの新入社員たちの
見違えるように社員全員の前で堂々と今までの自分を自己開示し、
変化の宣言を行い、会社の問題点と改善方法について論理的に
説明するのでした。
しかも、4人が４人とも、自分の言葉で話しをするのです。
私は、またしても首をひねりました。
この１週間、『社員が出来ない・気付けない・アウトプットしない』
理由を社長や事業部長たちに話してきました。
そして社長や事業部長の話の帰結を必ず、
「会社を今以上に良くするために指示・質問しているのであり、
部下の未熟さを責めているのではない」
ことに徹底していただきました。
部下の視点を「会社の成果」に常に向けさせ、「自分の立場」
から切り離させることを徹底したせいか、私自身も驚く
くらいの変化が起きていました。
40歳を過ぎると涙腺がゆるくなって仕方ありません。
新入社員たちの姿を見ていると自然と涙が出てきました。
私は感動していました。
ふと、社長と事業部長たちを見ると、彼らも目を赤くしていました。
新入社員の変化が、この会社が「変革」に向かって確実に
そして本気でモードを切り替えた合図だったのです。
あれから、半年。現在このお客様とは経営者育成のための
スキルアップ研修でお付き合いをしています。会社の業績は
順調に伸びています。
社長がおっしゃいました。「このプログラムって、社員を
どうするっていう研修に見せかけながら、実は私に
『変われ！』って迫るためのものだったんですね。
ありがとうございました。益々私は自分の会社が
大好きになりました･･･」
（完）
長らくのご拝読、誠にありがとうございました。
株式会社CMS
長尾 一哉
