[ 2006.09.25 ]
━ Change Management System MAIL MAGAZINE ━━━━━━━━━━━━━━━
CMSの秘策 ~業績向上は1日にしてならず~
http://www.change-ms.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006.9.25 /vol.027 ━━━━
こんにちは、企画部の森本です。
先週、9月21日の木曜日ですが、この季節ならではの
「初物」を見ることができました。
それは「金木犀」の花です。
通常、この花は9月から10月にかけて咲き出し、
一番花が咲いてから、しばらく経った後に二番花が咲き始めるので、
案外長い期間、花と香りを楽しむことができます。
この金木犀は、江戸時代に中国南部から、日本へやってきて「桂花」
とも呼ばれています。
この花を白ワインに漬け込んだものが「桂花陳酒」です。
楊貴妃も愛飲したと言われており、現在でも女性に好まれるお酒の
一つではないでしょうか。
また「桂花陳酒」は、身体にとって必要不可欠な
ポリフェノール・カリウム・カルシウム・マグネシウムが
多く含まれて、更に、抗菌・殺菌作用もあるらしいのです。
ただお酒を飲むよりも、こういった『付加価値』を付けられると
なんだか、お得な気持ちになりますね。
とあるデータでは、食品に含まれる「身体に良さそうなもの」を
「○○は身体に良い」と言いながら食すと、無意識に摂取するよりも、
実際、身体に良いように作用するそうです。
収穫の秋、大地からの贈り物を、少しばかりの『付加価値』を
意識しながら、夏の疲れを癒してみては、いかがでしょうか。
■INDEX
[1] コラム「企業における人材の定着」について
?コンサルタント 前沢富士子による3話連載コラムです!
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■■ 企業における人材の定着 第2回 ■■
?2006年版中小企業白書から考える?
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■ CMS コンサルタント 前沢 富士子 ■
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コンサルタントの前沢です。
「企業における人材の定着」と題して、2006年版の中小企業白書をもとに、
前回は若年者の定着・離職の現状について確認しました。
2回目の今回は、企業と若年者の情報のギャップについて
考えていきたいと思います。
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前回も触れましたが、若年者(※白書の定義では16才?34才)が
定着しない理由として、白書ではどうやらこれは、働く側の意識の
問題だけではなさそうだ、ということが指摘されています。
「企業側が募集時に力を入れている項目と、若年者側が入社後に
イメージのギャップがあった項目の比較」と題したデータによると、
┏--------------------------------------
┃【企業側:募集時に力を入れている項目】
┃(順位が高いほど説明が十分)
┃
┃1.自社の業務内容
┃2.採用後の担当業務
┃3.希望する人物像
┃4.企業業績・将来性
┃5.採用後の賃金
┃6.採用後の労働時間
┃7.経営理念・経営方針
┃8.採用後の育成方針
┃9.休暇・福利厚生等
┗---------------------
┏-----------------------------------------
┃【若年者側:入社後にイメージのギャップがなかった項目】
┃(順位が高いほどギャップが少ない)
┃
┃1.採用後の担当業務
┃2.自社の業務内容
┃3.採用後の労働時間
┃4.希望する人物像
┃5.休暇・福利厚生等
┃6.経営理念・経営方針
┃7.企業業績・将来性
┃8.採用後の賃金
┃9.採用後の育成方針
┗---------------------
とあるように、企業が説明に力を入れていて、若年者側も入社後に
イメージのギャップがなかった項目として、「自社の業務内容」と
「採用後の担当業務」が上位に挙げられています。
一方、企業側が十分な説明がしきれず、若年者側も入社後にイメージの
ギャップを感じる項目は「経営理念・経営方針」「企業業績・将来性」
「採用後の賃金」「採用後の育成方針」となっています。
中でも企業側、若年者側の両方で、低い順位となった「採用後の育成方針」
に関しては、会社の業務内容についての説明は十分であっても、
その仕事を通して、どのように成長していけるのかの点で、企業側の説明が
十分でないため、「自分がイメージしていたもの違う」と
入社前に描いていたものと、入社後の現実とのギャップが大きくなり、
前回データでご紹介した通り、若年者の定着率が入社後3年、5年で
落ちている一因にもなっているのではないでしょうか。
このことからも、育成方針の開示は大事であると言えるでしょう。
次回は、ではなぜ若年者の定着率を上げることが、企業にとって大事な
ことなのか、企業における若年者定着率と、業績との関連について迫ります。
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担当:森本
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