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・★:.・。☆『CMSの秘策 ~業績向上は1日にしてならず~』☆。.・★::NO.24

[ 2006.08.17 ]

 

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CMSの秘策 ~業績向上は1日にしてならず~



http://www.change-ms.com/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006.8.17 /vol.024 ━━━━

残暑お見舞い申し上げます。企画部の森本です。

8月に入り連日30℃を越し、夜も寝苦しい日が続いておりますが

皆様いかがお過ごしでしょうか。

特に都市部はヒートアイランド現象が叫ばれて久しい昨今ですが

そんな都市部を冷やそうというイベントが各地で催されています。

その名も「打ち水大作戦」。

1平米につき1リットルの水を撒くことにより気温が2℃下がるという

試算に基づき、机上の理論を社会実験に仕立てようと

2003年8月25日の正午に始まったこのイベント。

今年で4回目の夏を迎えますので、ご存知の方も多いかと思われます。

行うことはとってもシンプル。朝夕の涼しい時間に日陰や風通しの

良い場所に、できるだけ大勢で広範囲に行います。

これだけで地球温暖化に一役買えるという手軽さが功を奏して

今では全国各地で行われています。

実際に今年の8月6日(日)に銀座で行われたときのデータによると

打ち水前の路面温度は50.6℃だったものが打ち水後は38.9℃まで

下がったとの事です。地味ながらもかなり効果が得られるんですね。

また、打ち水に使用する水は環境を配慮して除湿機に溜まった水や

おふろの残り湯などの二次利用をするのがポイントです。

シンプルながらも共通の目的意識を持って行うことの重要さが

伝わってくるこの「打ち水」。

企業の中でも共通の目的意識を持つことにより、大きな成果を

得られることが多々あります。

しかし「共通の目的意識」を持つことは容易ではありません。

まずは地味であってもシンプルで社員全員が共有できる

目的意識を持ち、そこから得られる小さな成果を

たくさん積み重ねることにより、徐々に大きな成果へ

結び付けるようにしていくことが大切なのではないかと

感じたイベントでした。







■INDEX



[1] コラム「データから見る人材育成の実態」について

?コンサルタント 木下雅史による3話連載コラムです!



[2] Q&A「事業の優先順位について」

? シニアコンサルタント 安元泰二 ?

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  ■■   データから見る人材育成の実態  第2回  ■■

中小企業における「育成」の実態

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  ■ CMS コンサルタント 木下 雅史 ■

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こんにちは。コンサルタントの木下です。

前回は、『平成17年度 能力開発基本調査 結果概要(厚生労働省

平成18年6月発表)』のデータをもとに、「育成まで見据えた採用」

及びその育成基盤となる「仕組みづくり」の必要性について触れました。

今回は企業の育成の実態に着目してみます。



業種別に集計された「OFF-JTの実施状況」を見ると、「実施した」と

回答している企業は6割を超え、これは過去3年間で順当に増加しています

(48.7%→58.3%→60.1%)。社外研修の受講などを行うOFF-JTは企業にとって

一般的に費用負担の大きな育成手段であるため、実施率はそのときの企業の

経営状況に左右される傾向にあります。景気が回復基調にあるこの数年、

OFF-JT実施率の伸びはその表われと言えるでしょう。

ただし従業員規模別で見てみると、正社員300人以上の企業においては

9割前後の高水準で実施されているのに対し、50人未満の企業では5割に

留まっています。大企業のような体力がない中小企業では、まだまだ

OFF-JTへの取り組みに力を注げないというのが現実です。ここに中小企業の

人材育成へのジレンマがあります。充分な投資なしに人は育てられない、

しかし投資する金銭的、あるいは時間的な余裕が見出せない、よって人が

思うように育たない。最近では、せっかく投資してもすぐに辞めてしまう

新人が多いという理由で、躊躇される経営者も少なくありません。

中小企業の経営者にとって、人の育成は尽きることのない悩みの種です。



もうひとつ「計画的なOJTの実施状況」についても見てみます。

「OJTを行っていますか?」と訊かれて「NO」と答える経営者はおそらく

皆無ではないでしょうか。誰もが多かれ少なかれ現場の経験をもとに成長して

いきますし、やはり実践なくして生きたスキルやノウハウは身につきません。

だからこそ新人は未熟な点を残しながらも、何かしらのタイミングで現場に

駆り出され、そこで机上では学べない様々なことを体感します。

五感によって感じることが成長への最短距離である、これは疑いの余地もない

ところであり、OJTこそ最も重要な育成手段だと考えます。

ところが「計画的なOJTを実施していますか?」と訊かれた場合、

状況は変わってきます。ここでいう"計画的な"OJTというのは、「教育訓練に

関する計画書を作成する等して、教育担当者・対象者・期間・内容等を具体的に

定めて段階的・継続的に実施する教育訓練・研修」のことを指します。

つまり場当たり的な、現場放置とも言える名ばかりのOJTは、ここではOJTと

見なされません。その結果、従業員1千人?5千人未満の企業では80%超の

実施率に対して、50人未満の企業ではわずか42.3%。実に6割近い中小企業の

経営者が、名ばかりのOJTに依存しているという現実がこのデータに表されています。



「OFF-JTに投資している余裕がないからOJTに任せている」、これが多くの

中小企業経営者の本心に近いのではないでしょうか。しかしそれが"無計画な"

OJTでしかないのであれば、それは「全く育成を考えていない」ことに他なりません。

時間が経過して、やがて新人が一人前に育ったというのは、その社員自身の

ポテンシャルによるものであり、企業としての育成の仕組みによるものでは

ありません。このような属人的な育成方法では、常に不安定な人材計画しか

成り立たず、企業基盤の揺らぎにも成りかねません。強い組織、成長する組織を

つくっていくためには、その組織内で「狙った人材が、狙った時期に、

狙いどおりの人財へ」と計画的に育つ仕組みを取り入れることが必要なのです。







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■■ お客様からのQ&A「事業の優先順位について」 ■■

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■  シニアコンサルタント 安元 泰二  ■

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Q:当社は、設立10年になります、不動産業です。これまでは、神奈川県西部を

中心として、不動産の仲介と賃貸管理を中心に地域密着で事業を拡張させて来ました。

ようやく、社員が20名を突破し、売上高も15億円を突破する事が出来ております。

そして、4年後に株式公開を本気でやろうと決心を致しました。

出来れば、今立ち上げようとしているディベロップメント事業を柱とし、

自社で建築して、客付けから賃貸管理までをトータル的に行う総合不動産業に

変化したいと思っております。そのため、大手ゼネコンを定年退職した営業管理者を

迎え、体制強化を行っておりますが、若手営業も育たず、なかなか成果が出ない

状況です。何か有効な対策はありますでしょうか」

?神奈川県不動産仲介業 A社長?





A:皆様大変ご無沙汰しております。今回はこの問題に取り組みたいと思います。



企業業績を飛躍させる為には、企業としての競合優位性は必要不可欠であるといえます。

今回お問合せの企業様は、恐らく、地域密着戦略で得ることが出来た、地域顧客の

信頼と情報を元に、従来の業務に、ビルド機能を持たせることで、地域の土地と建物、

固定資産運用の地域一番店を実現させたいのでしょう。ここまでは事業の発展性も

イメージできます。今回の課題は恐らく営業管理者の育成能力であると思われます。

当然最優先に、部下育成の為の仕組みとPDSサイクル化が必要ですが、事業の柱となる

ディベロップメント事業をどれだけ短期間に軌道に乗せるかも、同じ位プライオリティが

高いように思われます。

いち早く収益を確保するためには、現在存在する営業管理者をいかに効率よく受注に

加味させるかだと思われますので、最低限のラウンドが可能な人材を確保し

(派遣でも、バイトでも構いません)弊社の営業力強化プログラム「ACSELL」の

フレームを活用することにより、ラウンダーの管理と、見込み顧客の管理をさせ、

営業管理者の有効商談数を最大限確保することにより収益基盤を固めることは

可能であると思われます。



単に新人の即戦力化だけではなく、「ACSELL」のフレームを発展活用することにより、

以上のようなケースにも対応可能です。

何か深刻な課題がおありの場合はいつでもお問い合わせください。







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■弊社の営業力強化プログラムにご興味をお持ちいただけましたら、

お気軽にお問い合わせください!

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担当:安元

TEL:03-5919-4100

E-mail:yasumoto@change-ms.com

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