営業ノウハウ満載!無料メールマガジン バックナンバー

・★:.・。☆『 CMSの秘策 ~業績向上は1日にしてならず~』☆。.・★::NO.4

[ 2005.10.31 ]

 

━ Change Management System  MAIL MAGAZINE ━━━━━━━━━━



  CMSの秘策 ~業績向上は1日にしてならず~

 

   http://www.change-ms.com/



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2005.10.31 /vol.004━━━━━━━



 こんにちは。石見です!今日で10月も終わりですね。

 寒さが苦手な私としては、辛く長い季節の始まりと言った感じですが、空気

 がピリっと澄んでいて夜空がキレイな季節でもありますよね★



 最近「正しい日本語の使い方」を問題形式にしたテレビやゲーム、本などを

 多く見かけるようになり、間違えて覚えていたり、勘違いしたまま使ってい

 た言葉が多々あった事に恥ずかしくなりました。

 敬語や謙譲語などもそうですが、同じような意味を持つ言葉や文字でも、使

 い方によっては全く違う伝わり方をしてしまいます。

 仕事で中にいる事が多い私には、メールや手紙、電話でお客様と接する事が

 ほとんどで、それがそのまま第一印象にもなります。

 人の第一印象というのは表情、姿勢、服装、髪型などの視覚が半分以上で、

 残りの半分は声のトーン、話し方などの聴覚と言語で印象が決まると聞いた

 事があります。

 初めての数秒で決まる第一印象ですが、その記憶は数十年残るとそうです。

 悪い印象を持たれてしまうとその後に印象を変えようと努力してもとても難

 しいものです。

 皆様もそのように感じた事はありませんか?

 正しい日本語、話し方、文章を日頃から意識して心がけていきたいものです



 ■INDEX



  [1] コラム<モチベーションについて考える>

     ?当社コンサルタント 吉田 淳による5話完結の連載です。





  [2] お客様からのQ&A<安元 泰二がズバリお答えします!>

     ?今回のテーマは経営の意志の強さです!





 ==================================================================

 [1] コラム <モチベーションについて考える ?その?? > vol.004

 ==================================================================

  ◆ ?CMS  コンサルタント 吉田 淳 ◆

  ?????????????????????????????????

 (社員の方へ) 自分の思考がどの程度会社に影響を与えていますか?

 (経営者の方へ)社員の脳みそを有効に使っていますか?

  ?????????????????????????????????



  ■ モチベーションエンジニアリングについて ■



   3回目のコラムまではモチベーションエンジニアリングの前提である、

  マネジメントについて述べさせていただきました。では組織内の個々人

  の責任(期待役割と要望レベルまたは作業品質)が明確になり、客観性

  のあるコミュニケーションによってその達成度が確認出来るようになっ

  たとして、その上でのモチベーションエンジニアリングとはどのような

  ものなのでしょうか?



   モチベーションと同様にモチベーションエンジニアリングという言葉

  も広まりつつありますが、その使われる定義においては『組織の目的と

   個人の欲求をうまくバランスさせる技術』とされているようです。が、

  しかしここであえて議論を起こすと、企業とは何か?という問いが出て

  きます。先述の定義には、雇う側と雇われる側、戦略戦術を決める側と

  実行する側、などのような相対した関係を前提としている面があると思

  います。また、個人においては自身の企業内活動(ある種の社会活動)

  において、先んじてまさに個人的な欲求があることを前提としています。

  しかし、本当にそうなのでしょうか?



  オーナー経営者でまだ小規模な場合であれば、いわゆる労使関係が歴然

   としていることもあるでしょう。しかし、今の企業においては社員に単

   純作業だけを強いるケースは考えにくく高度に専門化、区分化され個人

   の集合として企業がなりたっています。また、企業が意思決定をする基

   となる多様な情報も一部の経営者が握っている訳では無く、末端の社員

   に細分化された形で保有されているのが実状といえるのではないでしょ

   うか?つまり、『組織の目的』という言葉を使用した場合、それは個人

   から切り離された形で意思決定されるはずは無く、判断材料となる細分

   化された情報も、その解釈を個人に委ねざるを得ない面が非常に多いと

   言えるのです。



   一方、『個人の欲求』といことにおいても、ほとんど多くは組織人的

  活動のなかで、その状況対応のために生まれてくるものではないでしょ

  うか?「私はこの会社で○○がしたい」「将来○○な人間になりたい」

  という願望を明確にもっている社員もいるでしょうが、大半は淡く感覚

  的なもののままです。



   組織の目的と個人の欲求という二つのベクトルは相互依存、相互補完

  関係にある混ざり合ったものとして認識することが最も現実的な捉え方

  なのではないでしょうか?



   であるならば、モチベーションエンジニアリングとは組織の意思決定

  に納得性のある関り方を持たせ、主体性のある責任表明をマネジメント

  していく技術として工夫されるべきものと思えます。先夏ベストセラー

  となった『すごい会議』という本に紹介されていた技法もまさに、企業

  の意思決定と実行管理において社員全体の有機性を最大化させるものと

  して展開されていました。次回はこの観点からあらためてモチベーショ

  ンエンジニアリングの可能性について考えていきたいと思います。





 ==================================================================

 [2]  お客様からのQ&A  vol.004

 ==================================================================



 ◆?CMS シニアコンサルタント 安元 泰二◆



 お客様からのQ&A

 Q:「弊社では、過去5年程前より、業績停滞の状態が続いております。業務内

   容がお客様のITニーズを捉えて、解決ソリューションを提案するスタイル

    なので新人の育成機関に数年の期間を要し、それに耐え切れず退社する人材

    も少なくありません。この現状を踏まえ、一昨年から、様々なコンサルタン

    ト会社や教育会社へ相談をし、色々導入いたしましたがなかなか定着しきれ

    ていません。弊社のような状態の企業を改善させる施策はございますでしょ

    うか。?ベンダーC社 代表取締役?」

 A:「今回は、このご質問にチャレンジしてみます。この企業様の現在の状況を

    整理しますと、?営業に高度なソリューション力が必要である ?新人育成

    期間に数年を要している ?色々な施策を導入したが、なかなか定着できて

    いない。に課題を分類できます。?、?については、営業スタッフの方へソ

    リューション力を身につけさせる期間を、“営業スタイルの標準化”によっ

    て解決できます。弊社が一番得意とする領域です。?については、現場レベ

    ルでP(計画)D(行動)C(進捗確認)A(再計画)、このサイクルを確

    実に実行できれば解決可能と思いますが、ご相談の解決策のキーポイントは

    ?に隠された課題であると私は予測いたします。今回の社長様は、(色々な

    施策を導入したが・・・・)とおっしゃっていらっしゃいますが、(一昨年

    から、様々なコンサルタント会社や教育会社へ相談をし、色々導入いたしま

    したが)という前置きになっています。結論から申しますと、このような症

    状を訴えている企業様の場合、私は、まず経営者の経営理念から事業戦略ま

    での一貫性と実行する意思の強さの度合いに注目します。どんな素晴らしい

    経営理念・戦略・事業モデルが存在しても、それを達成させる為の意思決定

    は経営者が行うものであるからです。

    ごく稀にではありますが、事業戦略が短期間で頻繁に方向転換をしたり、一

    度経営者が意思決定したものについて、中止をする。こういう経営者をお見

    受けします。その場合、優秀な社員が多数揃っているような会社でも、方向

    転換の頻発性に対し疑問を持ち出し、モチベーションを維持できなくなりま

    す。こうなると、組織は崩壊し、業績の維持すら困難になるでしょう。

    今回ご相談を頂きました社長様が、この回答に対して、思い当たる箇所がご

    ざいましたら、経営者として決定した項目については、軸のブレを排除して

    完遂することを社員の方々にコミットしてみては如何でしょうか?ただし、

    市場環境・競合情勢などを要因とする合理性のある計画修正は必要です。我

    々が業績向上を目的としてコンサルティングを実施した場合、唯一効果をイ

    メージできない場合もこのケースの時です。

    今回のポイントは(経営者の意思の強さ)でした」



   株式会社CMS  シニアコンサルタント 安元 泰二





 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■弊社の営業力強化プログラムにご興味をお持ちいただけましたら、

  お気軽にお問い合わせください!

 ----------------------------------------------------------------------

  担当:安元

  TEL:03-5909-4183

  E-mail:yasumoto@change-ms.com

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



メルマガ登録



メールアドレス