[ 2005.10.17 ]
━ Change Management System MAIL MAGAZINE ━━━━━━━━━━━━━━
CMSの秘策 ~業績向上は1日にしてならず~
http://www.change-ms.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2005.10.17 /vol.003【創刊号】━━
○●こんにちは!石見です。すっかり秋らしくなり、朝晩の寒さも手伝って北
から南へ紅葉も見頃を迎えていますね★
秋と言えば旅行!雑誌もいっせいに秋の旅行特集です。
私もさっそくネットや雑誌で情報集めをしていて女性専用!女性に人気!女性
限定!といった言葉の多さに驚きました。
女性専用車両もですが、女性向けまたは女性限定サービスが増えてきた背景に
は、女性の社会進出が関係しているのでしょうか?
女性の社会進出の勢いは幅広い業種、職種に進出できる時代になりましたが、
女性が社会進出するのと比例的に日本の出生率は急速に減少しています。少子
化は労働人口が減り、労働現役世代の負担を増やすなど経済にも多きな影響を
及ぼすという問題などもあり女性の社会進出については賛否両論です。
この悪循環な問題に対し、女性の私としては複雑ですが、皆様はどのように感
じますか?
■INDEX
[1] コラム<モチベーションについて考える>
?当社コンサルタント 吉田 淳による5話完結の連載です。
[2] お客様からのQ&A<安元 泰二がズバリお答えします!>
?今回はSFAについての質問です!
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[1] コラム <モチベーションについて考える ?その?? > vol.003
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◆ ?CMS コンサルタント 吉田 淳 ◆
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(社員の方へ) 部下を持ったら気をつけましょう!?
(経営者の方へ)モチベーション減退の原因は本当は貴方かもしれない!!
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■ モチベーションとマネジメントの本当の関係 ■
前回までのおさらいをします。社員は(人は)皆、自分の使命・責任に対し
て不誠実になってしまう危険性を持っている。一旦、不誠実になってしまうと
その原因を他に求めて自己正当化しはじめる。(又は、他罰的になる)⇒これ
がモチベーション減退の最大かつ最初のキッカケ。
これを回避するには、お互いがこの様な危険性を有しているという現実を共
有した上で、個々人の役割と期待されるクオリティのレベルを出来るだけ(も
しくはある程度)明確にしてブレを無くする。
最後に期待に対する達成度を定期的にコミュニケーションによって確認する。
(定期的な面談をする)これがマネジメントの本質の一つ。
今回からは、そのマネジメントとモチベーションの関係を見ていきたいと思
います。まず、言葉の定義で申しますと「マネジメント」という概念の発明者
といえるP.Fドラッガーから引用しなければなりません。それは、『成果に対
する責任に由来する客観的な機能』(抄訳マネジメントより)という明快な表
現になります。なんと美しい響きを持つ言葉でしょうか!
この前提に立てば、社長も新入社員も、ある成果に対して責任を有しており、
その責任を果たすための機能としてマネジメントが存在するのです。
つまり、責任の分担(組織化)、責任の明確化(人事制度)、責任の確認(会
議体)、責任への約束と意思(コミットメント)、さらに高い責任を担えるよ
うにするための仕組み(教育・トレーニング)などなど・・・。
本質を言えばマネジメントとは企業理念と並び最高位にポジショニングされて
おり、社長といえどもこのマネジメントの下位にあるのです。故に会社で決めた
ルール(成果を果たすための取決め)を社長や幹部が率先して破っているようでは
絶対に社員のモチベーションは上がらないのです。
俺が(私が)ルールという経営者、上司の下ではマトモナ風土が育たないのです。
(つづく)
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[2] お客様からのQ&A vol.003
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◆ ?CMS シニアコンサルタント 安元 泰二 ◆
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お客様からのQ&A
Q:「弊社は、東京でメーカーさんに対する機械部品の卸を業務としている機械専
門商社です。ここ数年業績が低迷し、その改善の為、SFAを導入しました。
しかし、営業現場で今ひとつ活用できていないようです。SFAの活用方法な
どは存在するのでしょうか。?機械商社A社 代表取締役?」
A:「今回は、このご質問にお答えします。近年、営業力強化の一環としてSFA
やグループウエアの導入を検討なさっている経営者の方が増加したように思え
ます。しかし、今回のご質問のように、導入はしたが、活用できないというお
悩みをよくお聞きます。“SFAを導入したから自動的に成果が出る”のでしょ
うか?残念ながら答えは“ノー”です。SFA、グループウエアは、営業モデ
ルの中で、?営業個々のプロセスマネージメント ?様々な営業現場でのノウ
ハウの共有・蓄積(ナレッジマネジメントの充実) には有効なソリューショ
ンであるといえます。しかし、前提条件として、?情報共有のメリット・価値
観の営業間での共有 ?営業個人でなく組織の一員としての意識、が要求され
ます。言い換えると、営業部の中に、“自分さえ売れれば他は興味がない”
“自分のノウハウを他人になんか見せたくない”“自分は会社の為ではなく自
分のために働いている”などの意見を持った方が過半数を超えると、まずSFA
等は稼動しません。
あくまでも経験則ではありますが、?情報共有のメリット・価値観の営業間での
共有 ?営業個人でなく組織の一員としての意識が出来ていない組織は、ほぼ間
違いなく業績停滞・業績低迷の問題を抱えているように思えます。そのためにS
FA、グループウエア導入をご検討されるとは思いますが、多くのソフトを販売
されているシステムベンダーさんが、紹介時にこのことを話していないもしくは、
この事実に気付いていない事が多いと思います。
道路建設に例えると、SFA、グループウエアは“舗装業務”、しかし、荒地に
舗装は出来ません。そんなときは、我々のような、経営上・営業上の課題を解決
する“土木業務”が必要です。
今回のこのQ&Aをご覧になって、SFA、グループウエア導入時に風土土台創
りが不十分と感じた場合はお問い合わせください。我々が責任を持って、営業と
いう“土壌”を整備いたします。」
株式会社CMS シニアコンサルタント 安元 泰二
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お気軽にお問い合わせください!
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担当:安元
TEL:03-5909-4183
E-mail:yasumoto@change-ms.com
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