ゴレンジャーと組織論vol.2
レッドとブルーの関係が上手くいくには?
●前回で書きましたが、ゴレンジャーの組織作りは
最も勉強になります。
レッド、ブルー、イエロー、グリーン、ピンク
という5つの個性(特性)が揃っていて、その個性が
それぞれの役割を担いながら、組織化されています。
●特に勉強になるのは、レッドとブルーの関係です。
レッドがその組織のリーダーとすれば
ブルーは、その組織のNO2という関係です。
両者は決して実力では差がありませんが、
お互いの役割を決めているのです。
では、このレッドとブルーのように組織内で
関係が上手くいくには、どうしたら良いのでしょうか?
●実は、その答えはレッドにあるのではなく、ブルーの方にあるのです。
答えは、ブルーが例えレッドと同じような実力になっても、
「御輿に乗るのは自分でない」と考えられるかどうか。
「御輿の担ぎ手」という役割を全うできるかどうかが本当に
大事なことです。
乱暴な言い方をすれば、レッドというトップは、変わる必要がありません。
「変えられない部分が大きい」と言った方が正確かもしれません。
普遍なもの(理念など)を誰よりも見続けるという事が、
トップの宿命であるとしたら 、このことは、いたし方ないことかもしれません。
●であるならば、ブルーが変わらなければいけない。
NO2が、例えどれだけ実力をつけようとも、その役割を認識し
謙虚に徹しなければならないのです。
「この御輿を担ぐのが自分の役目」と、心底言えるかどうか。
強い組織には、その域に達しているNO2の姿が必ずあります。
また、そんなNO2が選ぶ人だからこそ、その組織のトップにも
素晴らしい人が多いようです。
●いずれにせよ、特に中小企業においては
せっかくNO2を育ててきても、いつの間にか
自分のもとを去ってしまうということは
往々にしてあることです。
ですから、NO2にとって魅力ある自分であるという
ことと同時に、NO2への教育もしっかりと行うべき
なのでしょう。
名古屋支店長 西田敬一