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2008年08月23日

ゴレンジャーと組織論vol.2



レッドとブルーの関係が上手くいくには?




●前回で書きましたが、ゴレンジャーの組織作りは



 最も勉強になります。



 レッド、ブルー、イエロー、グリーン、ピンク



 という5つの個性(特性)が揃っていて、その個性が



 それぞれの役割を担いながら、組織化されています。



●特に勉強になるのは、レッドとブルーの関係です。



 レッドがその組織のリーダーとすれば



 ブルーは、その組織のNO2という関係です。



 両者は決して実力では差がありませんが、



 お互いの役割を決めているのです。



 では、このレッドとブルーのように組織内で



 関係が上手くいくには、どうしたら良いのでしょうか?



 



●実は、その答えはレッドにあるのではなく、ブルーの方にあるのです。



 答えは、ブルーが例えレッドと同じような実力になっても、



 「御輿に乗るのは自分でない」と考えられるかどうか。



 「御輿の担ぎ手」という役割を全うできるかどうかが本当に



 大事なことです。



 乱暴な言い方をすれば、レッドというトップは、変わる必要がありません。



 「変えられない部分が大きい」と言った方が正確かもしれません。



 普遍なもの(理念など)を誰よりも見続けるという事が、



 トップの宿命であるとしたら 、このことは、いたし方ないことかもしれません。



●であるならば、ブルーが変わらなければいけない。



 NO2が、例えどれだけ実力をつけようとも、その役割を認識し



 謙虚に徹しなければならないのです。



 「この御輿を担ぐのが自分の役目」と、心底言えるかどうか。



 強い組織には、その域に達しているNO2の姿が必ずあります。



 また、そんなNO2が選ぶ人だからこそ、その組織のトップにも



 素晴らしい人が多いようです。



●いずれにせよ、特に中小企業においては



 せっかくNO2を育ててきても、いつの間にか



 自分のもとを去ってしまうということは



 往々にしてあることです。



 ですから、NO2にとって魅力ある自分であるという



 ことと同時に、NO2への教育もしっかりと行うべき



 なのでしょう。



名古屋支店長 西田敬一


コントラストを好む



光と陰。



成功と失敗。



生と死。




●脳心理学者の茂木さんが、ある雑誌の



 対談でこんなことを言ってました。



 「人間の脳は、コントラストを好む傾向がある」っと。



 人の脳では、まったく正反対のものを認識することで



 それ自体の存在を正しく認識していると言う事なのでしょうか。



●でも、本当に大切なことは、コントラストではなく



 実は、どちらも繋がっていると言う世界なのだと思います。



  世の事象の全てに二面性があるとでも言いましょうか。



  それを一対とでも言いましょうか。



 でも、実は、それさえも違って、表も裏もない世界が存在する。



 全く別次元のことのようで、実は、究極的な姿は



 全てが一つのものだと思うのです。



●「何もないところから生まれ」



 「何もないところへ帰る」



 僕達は、ただそんな旅をしているだけなのかもしれません。



 生も死も、その臨界点では、恐らく交じり合っていると考えるのが



 正しい姿なのでしょう。



 そして、自分が生きた本当の意味は



 実は、自分自身が決めるのではなく



 他の他人が決めていくだけのものなのかもしれません。



 生きていくこと自体に、特に、意味はないのかもしれません。



●とすれば、その意味、自分自身が生きていくことの意味を



 見出すのに疲れてしまうことも愚かなことです。



 ただ粛々と。



 動も静もない世界。



 



 永続するという境地は、そんなところから



 始まっているのかもしれません。



名古屋支店長 西田敬一


2008年08月21日

ゴレンジャーと組織論



強い組織には、トップとNO2の絶妙な関係が存在します。




●僕は組織内での関係を考えるとき



 いつも参考にしているものがあります。



 それが「ゴレンジャー」です。



 あれは完成された組織に思えてならないのです。



●特に、レッドとブルーの関係は格別です。



 「ゴレンジャーのリーダーは誰か?」



 っと尋ねたら、ほぼ100%の人が



 「レッド!」



 っと即答するでしょう。



●確かに、レッドはゴレンジャーの真ん中にいますし



 責任感も人一倍強く、もっともリーダーらしく見えるのです。



 ところが、戦闘能力だけをみると、レッドとブルーでは



 実はあまり差がないことが分かります。



 なぜなら、レッドがピンチの時には必ず



 ブルーが助けだすからです。 



 むしろ、冷静な部分などを加味すると



 ブルーの方が一枚上手なのかもしれません。



●ところが、ブルーは自身の役割をリーダーと



 してはいません。



 常に一歩下がったところで、レッドを支えているのです。



 これって組織のトップからすると本当にありがたいことです。



 でも、現実の世界ではこれが相当に難しい。



●なぜなら、NO2もトップと同じくらいの実力があれば



 わざわざそのトップの下にいる意味など なくなるからです。



 手っ取り早く、自分の世界を創ってしまった方が楽なのです。



 トップの能力開発に劣らず、優秀なNO2であれば



 トップの気づかない間に、相当な実力をつけて



 しまうものです。



●だから、多くの組織では、せっかく長い時間をかけて



 育ててきた、育ってきたNO2も、いつの間にか



 本当に必要な時に離れてしまいがちです。



 組織が本当の意味で、強い力を発揮するには



 この両者の関係を乗り越えなければなりません。



 NO2のいないトップは、いつまでも安心することが



 できないからです。



 優れたトップであるには、優れたNO2が絶対に必要です。



 では、このような事態を招かないようにするためには



 どうすればいいのか?



 続きは次回。



名古屋支店長 西田敬一 


2008年08月18日

部下の能力を信じる



ピグマリオン効果って知ってます?




●部下の能力に「1ミリの疑いもなく期待する」と



 本当に凄い成果を発揮します。



 みなさんにも経験があるかもしれません。



 ピグマリオン効果とは、期待が形になって



 現れるという心理学的に実証されたものです。



 その期待に、相手が応えようと思って、無意識に力を



 発揮しだすことをさします。



●この効果、ハーバード大学のローゼンタール教授が



 おこなった実験で既に実証されています。



 内容は以下の通り。 




 ある小学校で一般的な知能テストを受けさせ


 


 その結果をもとに校長が担任の教師に次のように伝えました。


 


●「このテストによって将来の学力の伸びが確実に予測できます。」


 


 「あなただけにこ っそり将来伸びる子供の名前を教えましょう。」


 


 こう言って校長は無作為に生徒を指名しました。


 


 すると、どうでしょう。  数ヶ月後にその生徒は


 他の生徒に比べ著しく知能テストの結果が向上したのです。


  


 実際に校長が教師に告げた生徒の名前は、テストの結果に


 


 関係なく無作為に選んだ名前でした。


 


 にも関わらず、こうして結果として現れてしまう。


●考えてみれば、同じようなことは常に親子関係でも


 


 起こっています。


 


 息子や娘の可能性や能力を、心底信じることのできる


 


 両親のもとでは、子供も自分にある能力に疑いもなく


 


 その力を使いきろうと頑張ります。


  


●ポイントは「疑いもなく信じている」というところです。


  


 口先だけで上手いことを言っていても、


 


 心から信じることもなく、期待を寄せているだけでは


 


 決して形になりません。


●親子関係なら出来ている家庭も多いと思いますが


  


 こと職場において、この黄金法則を実施している


 


 方は、非常にレアです。


 


 部下への育成を考える前に


 


 何よりもまず、基本事項として


 


 部下自身の能力を正しく認めてあげる


 


 ことが必要なのだと思います。


名古屋支店長 西田敬一


2008年08月17日

北京オリンピック



今年のオリンピックは、何だかいつも以上に



涙が出てくる程、感動してしまうシーンが多いのです。




●スポーツって、言葉以上の何かがありますよね。



 特にオリンピックは一際感動が多い。



 もちろん、テレビなどでその人のバックグラウンドなどを



 知ってしまうので、あたかも昔からその選手のことを



 知っている様な気になってしまい、彼・彼女のことを



 知り合いのことの様に身近に感じて、その世界に



 入っていけるからだと思いますが。



●しかし、今年のオリンピックは涙が出るストーリーが多い。



 特に、2大会続けて金メダルを勝ち取る人の存在が



 目に焼きつきます。



 2大会というからには、8年以上は世界トップレベルの



 トレーニングを積んで来た人達。 



 その過程を想像するだけで、既に涙が出てしまいます。



●2大会連続でメダルを獲った人に共通するのは



 「かけがえのないパートナーがいる」こと。



 おそらく一人だけでは、その想像を絶する



 プロセスを超えられなかったでしょう。



 常に、主役の脇には、主役を支え続ける誰かが



 存在していたのです。



 それが、



 家族だったかもしれない、



 コーチだったかもしれない



 選手を応援するファンだったかもしれない。



●「一人じゃないんだ」



 「一人じゃ、何も出来ないんだ」



 っと



 改めて実感する次第です。



 僕も、自分自身の金メダルが獲れるように頑張ろう。



 名古屋支店長 西田 敬一


2008年08月15日

ルイトモ?



夏休み続行中ですが、たくさんの



方に会う機会があります。




●今日は、奥さんの友人に会うことに。



 僕は彼女と今日で2回目の接触となりますが



 改めて思うことが・・・



 それは、とっても二人が似ているということです。



●単純なことですが、思考や発する言葉、雰囲気など



 ある程度の共通項があります。



 実は、同じことが、奥さんの他の友達にも言えるのです。



 今日会ったその友人は、その友人が会ったことのない



 別の友人にそっくりだったりします。



●本人たちはあまり意識していないのですが



 傍からみてる僕からすると、3人ともそっくり。



 そこには、明らかに「類は友をよぶ」という普遍の法則が存在します。



 この法則、とても大事なことだと思いますが、ほっとくと



 同じような人としか付き合えなくなるというデメリットもあります。



●利害関係のない、また、協調して何か大きなものを成し遂げる



 という必要がない友達関係であれば、この関係だけでの成立は



 非常にストレスのないものだと思います。



 ところが、こと企業内においては、それだけでは大きな発展まで



 繋がりません。



●企業においては、いかに、自分と違うタイプの能力を有する人間と



 協調して大きな成果が出せるかどうかが肝心です。



 その多様性こそが、変化に対応できる免疫となり



 種の存続、企業の存続に繋がるのです。



●だから、自分と同じ思考や能力だけを持つ人だけを



 集めると、ある一定の範囲で成長がストップしてしまいます。



 また、危機的な状況になってしまうと、思いのほか



 大きな力が発揮できません。



 事実、持続的に成長を続ける企業には



 実に多様性のある価値観が存在しています。



 同時に、その価値観を認め合う風土も形成されています。



●「類は友をよぶ」



 このルイトモは、友達同士の関係であればOKですが



 企業が繁栄し続けるにあたっては、この関係だけでは



 危険度の高いものとなりますね。



 せっかくの夏休みです。



 僕の宿題として、多くの人と会いながら



 人間関係の観察と法則に磨きをかけていきたいです。



 名古屋支店長 西田敬一


2008年08月14日

同窓会



お盆休みは同窓会を開いている



人も多いのではないでしょうか?




●昨日は、高校時代の同窓会でした。



 5?6年ぶりに会う仲間も多く懐かしい会でした。



 昭和48年生まれの団塊ジュニアの世代。



 30代も中盤になると、あらゆる意味で差がついてきますね。



●驚くべきは、既婚者が全体の30%でマイノリティだったこと。



 特に結婚に対して、あまり魅力を感じてない人も多かったので



 僕としては驚きでした。



 ・事業家として大きなビジネスを成功させている人



 ・自身のビジネスを立ち上げる人



 など、それぞれの人生を歩んでいます。



●いずれにしても、高校までは同じような生活を



 していた人達が、自分自身が選んだ道を進んでいくわけです。



  ふと・・・



 



 「全員の今のこの状態を、当時に思い描くことができたのかな?」



 



 そうです、将来のことが予測できたのか?できないのか?



●僕の感想から言うと、「ある程度は、予想通りになっている」



 状態だと言えるかもしれません。



 そこには、両親や家庭との因果関係が



 ある程度働いていることは否めません。



 本人の意識下にないところでも確実に働いているはずです。



●いい悪いではなく、自分を創り出している因子の一つとして



 親の影響が充分に及ぼしていることも、知っておく必要がある



 ということです。



 親からもらったありがたい遺伝子だからこそ



 その遺伝子に存在する共通するパターンを



 認識していることも必要なことなのではないでしょうか。



 生物に見受けられる進化論が正しいものであるとすれば、



 人間の子供も親を超えていく存在でなければなりません。



●なんて、こんな堅いことをベロベロに酔っ払いながら



 考えていたわけですが、 いずれにしても、



 本当に刺激の多い良い仲間です。



 みなさん、いつもありがとうございます。 



 名古屋支店長 西田敬一


2008年08月13日

組織と本音

皆さんの組織内では、本音が言えますか?


●組織にとって本音が必要か必要じゃないか?



 この議論は、僕にとってあまりにもくだらない議論です。



 なぜなら、本音で物が言えない組織は



 最終的に、組織力が発揮できないから。



 最終的にというからには、ピンチとなった瞬間に



 組織としての力が発揮できないということです。



 本音の出ていない組織においては、経営者は



 最後の最後で、社員から裏切られることになります。



 まさに裸の王様となってしまいます。 



●ビジネスの世界においては、



 組織内であろうが、組織外であろうが



 全ての人が利害関係の上で成り立っていることは



 周知の事実です。



 利害関係があるということは、



 当然、自分だけの利益だけを突き進めると



 上手くはいきません。



 相手の欲求をきちんと理解しているスタンスが 



 望ましいです。



 僕もOK。 あなたもOK。



 いわゆる、win-winの関係が望ましい。



●ところが、僕のOKは自分の本音なので分かるけども



 あなたもOKという状態は、相手が口で言っているだけでは



 真意かどうか分かりません。



 だから、本音を聞きだす必要があるのです。



 「本当にあなたはOKなの?」 



●多くの経営者を見ていると、組織外での



 本音を引き出すことに慣れている方は



 大勢いますが、組織内での本音を引き出せている



 方は、残念ながらそれほど多くありません。



 経営者はいつでも、社員の心を掌握している



 つもりでもあるのに、実態としては、それほど理解してません。



 なぜ、こんなことが起きるのか? 



●結論から言えば、少なくとも「社員も利害関係の中で



 働いている」ということを、「忘れがち」なためだからです。



 企業も個人も生きていく上で、お金は絶対的に必要です。



 もちろん、お金だけの結びつきではなく



 理念に対する共感度合いや、経営者や組織の魅力そのものも



 ありますが、お金を払ってくれない企業でいつまでも 



 働くという状態は、資本主義の構造的に無理があります。



 だからこそ、きちんと利害関係の上で成り立っている



 ことを認識するべきです。 



●企業は組織としてお金を稼ぐわけですが



 そのお金をくれる人は、社員ではなく



 組織外にいるお客様です。



 だから当然、お客様に対しては自分の持っている



 120%の力を発揮します。



 自らのあらゆるセンサーを働かせながら



 「本音がどこにあるのか」を探し出そうとします。



●ところが、組織内の関係を見ると



 「お金をくれる人」と「お金をあげる人」の関係が



 変わってしまいます。



 本来、お金をいただいているのは、お客様なのに



 今度は自分が払う立場になってしまいます。



 すると、相手がどうのという前に



 目の前の社員に対しては、お客様を相手にするときほど



 注意を払わなくなってしまいます。



●ここに、「小さな勘違い」が生まれてしまいます。 



 そして、この小さな勘違いは、いざというときに



 大きな力となって現れてくれません。



 だからこそ、早い段階で社員とも利害関係が



 存在することを認知した上で、組織の本音を引きだす



 ためのトレーニングが必要です。



●いずれにせよ、組織内で本音を引き出しておく



 ということは、組織力UP,企業リスク軽減につながる



 ダイナミックなスキルであります。



 みなさんの組織では、本音が言えますか?



 名古屋支店長 西田敬一


2008年08月12日

明日から夏休みです



何かと「高値」が話題になってますが・・・




●明日から夏休みをいただきます。



 今年の僕の夏休みはあまり派手な



 バケーションとはならないですが



 地味に楽しんでまいります。



 もちろん、大切なお客様にはご迷惑のかからないよう



 電話はいつでも受けますので、何かありましたらご連絡ください。



 すぐに対応させていただきます。



 宜しくお願いいたします。


2008年08月08日

椎名林檎とマーケティング



 昨日に続いて・・・・




●マーケティングの世界で言えば、椎名林檎さんは、



 「プロダクトライフサイクル」を上手く乗り切っているかの様です。



 椎名林檎という、個人のプロダクトが



 導入期⇒成長期⇒成熟期と辿り、転換期に差し掛か



 かろうかと言うところで、子を授かり第一線から身を引かれました。



 そして再び登場する時は、東京事変となって現れたのです。



 ここから彼女の新しいサイクルが始まりました。



●芸能人でも息の長い人たちは



 一度、絶頂期が来たあとに、上手く



 休息を入れながら、次のライフサイクルを



 新しく作りだしているようにも見えます。



●最近では、倖田クミさんが、問題発言を



 端に芸能活動を休止していました。



 でも、加熱しすぎた彼女の存在に



 冷却水をかけたかの様なあの騒ぎは



 裏での誰かの意図を感じる様でもあります。



 あえて、自分から成熟期と停滞期を創り



 出しているかのようです。



 あれも一種のライフサイクル造り



 なんじゃないかと思います。(かなりの偏見ですが・・・)



●「商いは飽きたら駄目。」



  ビジネスにおいても同じことがおこっています。



 僕達はステージアップコンサルティングなる



 言葉を提唱していますが



 企業があるステージにたどり着き、



 そのステージで行き詰まり



 更に、次の上のステージに上がるためには



 これまでの延長線上に答えがない瞬間があります。



  飛躍するために、これまでの何かを強烈に否定しなければ



 次のステージには上がれないのです。 



●芸能人のライフサイクルもしかり



 企業のステージアップもしかり。



 新しいサイクルを作り出すということは



 「否定から全てが始まる」のだと思う次第です。



 名古屋支店長 西田敬一


2008年08月07日

椎名林檎から学ぶ経営学



昨日、NHKの番組「トップランナー」に椎名林檎さんが



登場しているのを観た。




●女性シンガーの中では、最も好きな人。



 彼女は天才。



 でも、そんな彼女に対して抱いている



 イメージって、皆さんどんなものでしょうか?



●10年前の楽曲では、ナース姿でガラス越しに



 前蹴りを食らわすシーンが話題でしたが



 最近のアルバム、特に映画「さくらん」の



 音楽演出では、その印象がピタリと変わりました。



●楽曲の派手さや過激さではなく



 あのダミーな声から溢れてくる叙情的な散文と



 その詩に絡まるメロディーが、なんとも、崇高な本物の音楽へと



 昇華されています。



 最近の林檎さんを知らない人はこちら



 ⇒ http://www.emimusic.jp/ringo10th/



 



●そんな変わり果てた彼女が、デビューから10周年を



 迎え、自分の胸のうちを こう語りました。



 少し長くなりますが・・・・



 



 「あの頃の椎名林檎は、そう、派手にやればやるだけ



 売れる・数字につながる、世間が注目するという状態 。」



 「本当の自分の意思とは関係のないところで増幅していった。」



 「でも、本当の自分は、その創られたイメージと、



  どちらかというと、正反対のところにいる。」



 「ライブ会場では、本当の自分を観てもらおうと



 素の自分でステージに立つのだが、足を運ぶファンが



 大勢ナース服を着ていたり。」



 「本当のあたしはこんなんじゃないのに・・・」



 「自分が世界をどんどん汚している」



 こんな感じだったと思いますが。



 



●プロとして、数字はつくるものだし、



 売り上げを上げなければこの世界で生きていけない。



 けれども、その数字を上げ続けるために



 自分を殺してまで、演じ続けることの難しさを語っていた。



 自分に対しても世間に対しても、罪の意識が覆いかぶさる。



●今、彼女は本当にやりたい音楽を、やりたい仲間と共に



 目の前の数字のことも頭に入れながら、演じているそうです。



 自分の影響の範囲も考えながら、ひとまわり、



 大きな視野で音楽を捉えているのだと思います。



 きっと彼女の思いに賛同できる経営者も多いはず。



●彼女がここまでメジャーにならなければ



 その反動として本当に自分の見つめるものに



 たどり着けなかったかもしれないですし、



 最初から数字の意識もなく、自分のやりたいことだけを



 突き進めていたら、今の彼女の立場はなかったのかもしれません。 



●数字のことも意識しながら、将来のやりたいことも



 意識し続ける。



 どんな状況でも、経営においては、このバランスが必要ですよね。



名古屋支店長 西田敬一