器って何だ?
2008年07月20日
先日、名古屋では有名な、外食企業の経営トップの方と
面談する機会をいただきました。
●日本人は、何かにつけて「器」という言葉を
引き合いに出すのが好きじゃないですか?
特に経営者の方は、自身の器の大きさ・小ささを
気にされる方も多いようです。
僕自身も、自分があまり大きな器でないと
自覚していますが、僕の器がそれほどでもないことなんて
一体いつどこで決まったのか?
そもそも「器」って一体なんだ??
●この疑問が先日明らかになりました。
その方は、名古屋のフード産業において
知らない人はいないほどの有名な方。
なので、新しくお店を出店する時には
自分から探しにいかなくても、当然向こうから声がかかります。
最近では、大型のレジャー施設やデパートなどへの
出店が多いそうですが、新規出店に際して、店舗誘致を
お願いされる時に、必ず要請することがあるそうです。
●それは、自社一店だけが目立つ存在に
なるのではなく、そのフードコート全体が名古屋で
名のある有名店で埋め尽くされること。
「自分のところだけが流行ればいい」という視点でなく
「その飲食店エリア全体で儲ける」という視点。
消費者にとって、「あそこに行けば、名古屋の美味い物が何でも
揃ってる」っと思わせられるかが勝負。
●つまり、隣に出店する企業と戦う関係ではなく
出店する企業みんなで、よりたくさんのお客さんに
来ていただけるように思考するということ。
「個」で戦うよりも、「集合体」となり
より大きくたくさんのものを動かす発想。
●この話を聞いた瞬間、僕の中の器の定義が固まりました。
「器」とは、見えている視界そのもの。
視点の高さと言ってもいいです。
自分のことしか意識していない人は、それだけの器。
でも、より高くから多くの人のことを考えられる人は
それだけ器が大きいと言うことになるのだと思います。
だからこそ、自分一人で戦おうとするのではなく
より多くの協力者を得て、より多くの収穫を得ることができるのです。
とってもスッキリとした瞬間でした。
僕も少しずつでも器を大きくしよう。
名古屋支店長 西田敬一


