【 西田敬一の自分史 「はじめに」 】
2008年06月06日
これから、たまーに僕個人の物語を書いていきます。
●成功者とは遥かほど遠い位置にある自分が
なぜ偉そうに、自分の歴史を書こうと思ったのか?
たかだか、中小企業の支店長の分際が
自身の歴史をつづったところで、世間に対して
どんなインパクトを与えることができるのか?
●正直言うと、今の僕には全く分かりません。
でも、そうすることが、これからの中小企業の発展を
支える一端になるのだと確信しているのです。
そうすることが、僕の人生のミッションでもあるからです。
●これまでの時代と違い、ITが発達した現代においては
1億総日本人が、自分の考えや主張を伝える手段を
手にしています。僕のようにブログでも、メルマガでも
そこに読んでいる相手がいるか、いないかは別として
伝える手段を手にしているのです。
●ところが残念ながら、そんな現代になっても
自分の意見は述べても、自分の歴史・物語を話そうとする人は
あまり多く見受けられません。
実際に、自分自身の歴史を物語っているのは、いまだ
限られた一部の成功者と呼ばれる人達だけなのでは
ないでしょうか。
それも、歴史をつづるのは、決まって成功した後でしかありません。
●どうして、僕と同じような「凡人」は、歴史をつづれないのでしょうか?
それは、つづる勇気が沸かないからです。
「自分の歴史を物語ったとしても、誰も興味がわかないだろう。」
「自分は大した経験をしている訳でもないから、つづったとしても
そんな感動的な物語にはならない。 」
そう思ってしまうのです。
実際に、今までの僕もそうでした。
でも、これからは、それではいけないと感じています。
●みなさんに考えてもらいたいことがあります。
それは、多くの人が企業という組織に属している
訳ですが、その組織に起きる問題で
一番多い問題はどんなことだと思いますか?
●ご存知の方も多いと思いますが、答えは人間関係です。
実に、組織における問題の90%近くは人間関係による問題なのです。
では、なんでそんなことが起きるのか?
要約すると、「お互いがお互いのことを深く考えられない」からです。
●僕達は幼少期からこんなことを言われて育ってきました。
「相手の立場になって物事を考えろ」
「自分が嫌だと思うことを、相手にやってはいけない」
こんな話、随分前から分かっているし、頭の中では
それが正しいことなど重々承知です。
でも、残念ながらいつでも誰にでも出来ることではありません。
特に、「誰に対しても」できることではありません。
だからこそ、組織では自分が意図しないところで
意図しない複雑な問題を引き起こしてしまうのです。
●では、どうしたらいいのか?
それは、一人一人が自分のことをもっと理解してもらうために
自分自身の歴史を物語るべきだと考えています。
相手にもっと伝えるべきなのです。
通常、相手との情報交換の量が多ければ多いほど
コミュニケーションにおける間違い(コミュニケーション・エラーと言います)が
起きにくいです。
●上司と部下との関係であれば、たとえ上司に厳しく
怒られる場面があったとしても、その上司と普段から
多くの情報交換 (普段から大切にしている価値観・プライベートや
趣味などの話)をしているほど、相手の言っていることを受け止める
ことができるものです。同様に、部下との情報交換の量が多いと、上司も
部下の言い分に耳を貸せるはずです。
そこにこそお互いが自分の居場所を感じられる
温かい人間関係が築けるのです。
●開かれた組織、強固な組織では、とにかくお互いのことを
理解しています。
尊重しています。
承認しています。
●中小企業が生き残るためには、強い組織の構築が必要です。
一人のスーパースターに頼るのではなく 、
全員が集まって「協働」することで、本来の自分の
能力以上に成果を出せる必要があります。
そのために、お互いがお互いを尊重するためにも
自分自身のことをもっと話すべきです。
もっと語るべきです。
●そのためには、今の自分、あるがままの自分を知ってもらい
受け止めてもらうことから始めるしかありません。
だからこそ、どんなに小さくてもいいから
自分自身の歴史を語る場所が必要なのです。
それも、いつかではなく、今この瞬間から。
中小企業の永続的な存続を実現するために
まずは僕から始めていきたいと思います。
どうか、僕自身のことを理解していただけますよう。
そして、あなた自身のことも僕に教えてください。
宜しくお願いいたします。
名古屋支店長 西田敬一


