組織の浄化能力vol.2
2008年05月25日
企業でいう浄化作用を働かすための手がかりとは何か?
●企業には浄化作用が働き、その浄化能力そのものが
企業の能力を決するという内容を記載しました。
最後は、自社内で問題解決するほかにありません。
だからこそ、自身を洗い流す必要がるのです。
では、企業において、浄化能力を働かすために
必要なことは何でしょうか?
●それは、「コミュニケーション」そのものと
「それを可能にする仕組み」です。
企業で起きる問題のうち、実に80%以上は
人と人の問題、すなわち、人間関係であることが判明しています。
浄化する能力と言うのは、組織の問題を、一旦受け止めた後に
「水に流す」ことができる能力のことです。
では特に、何を水に流す必要があるのか???
●それは、人間関係で起きてしまった、「不審感・誤解」及び「過去の問題」です。
「以前、社長に言われたあの言葉をずっとひきずっている・・」
「部下のあいつが言った、あの言葉、だからあいつは駄目なんだ」
「だいたい、あの人の言動は理解できない」
●そうした不審や誤解が生まれる背景には、
お互いがお互いの価値観をよく知らないことに端を発しています。
ほんの少しでも、お互いのバックグラウンドを理解でき
多少の「思いやる」気持ちを持つことで、スムーズに事が
運ぶものです。
●そのために、日ごろから、たくさんのコミュニケーションを
とりながら、お互いの価値観を理解しあう・認め合うことが
大切なのです。それも、個人レベルで任せるのではなく
会社としてちゃんとした仕組みを持つ必要があります。
コミュニケーションを図るための仕組みづくりです。
●-人事制度における査定会議
-理念やビジョンに対する討論の場
-成功事例を共有する会議
などなど、仕組みというよりは、「場」の設定かもしれません。
この場を、意図的にたくさん創りだすことで
潜在的な浄化能力が高まるはずです。
●業績改善に向けた短期的な施策ではありませんが
中長期的に見れば、間違いなく業績を向上し続ける
ための施策となるはずです。
名古屋支店長 西田敬一


