名鉄メンズ館にて
2008年05月18日
今日はお買い物DAY
●非常に残念ですが・・・
自分の体型をキープできなくなると同時に
年々洋服にも興味がなくなっていきます(笑)
そんな中、今日は久しぶりにお買い物DAYとなりました。
●もうすぐ誕生日なのですが、妻が僕に誕生日
プレゼントを買ってくれる日だったのです。
お買い物場所は、いつもの「名鉄メンズ館」。
実は、メンズ館の誕生と共に、ほとんどの買い物を
そこで済ましてしまっています。
●まわる店舗もほぼお決まりです。
(まるで、犬の散歩のような短いコースですが・・・泣)
短時間で終わってしまうこのコース内でも
観察するのは、接客してくれる店員さんの行動とトーク。
どんなに素的な服があっても、店員さんがいまいち
であれば、僕は絶対に買わないことに決めています。
しかし、今日も凄腕の女性店員さん(恐らく30代後半)に
やられてしまいました。
出会いから12分後にはレジに並んでいました。
●店内をウロウロして、気になったジャケットの前で静止。
僕がジャケットに触ったその10秒後ほどに彼女が急接近。
まずは、挨拶代わりのアプローチトーク。
彼女:「このジャケット、アイルランド麻という珍しい
生地でできているんです。」
心の中の僕:「うわ??、この人すっごい早いタイミングで、
アプローチしてきたな?。多少、うざいかもしれん。
でも、この生地ちょっと気になる・・・」
●うかつにも、その希少性に多少興味が引かれた僕。
その様子を見逃さなかった彼女。
間髪いれずに次のトークが押し寄せる。
彼女:(ジャケットをテーブルの上で広げながら)
「この麻って、シワに味が出るんです。麻ってどうしても
シワが気になるじゃないですか。でも、この麻はそのシワ
自体に特色が出るので、疲れた感じがしないんです。」
心の中の僕:「うわー、もうジャケット広げられちゃった・・・。
こっからどんな展開になるんだろ?」
●ここまでは、生地の特性を語るだけのトークであり
ごく普通の店員さんでもできるトークなのですが、
彼女の凄いところは、ここからです。
彼女:「なので、仕事で暑い時なんかでも、
こうやって手で丸めて持っても、気にせず持ち
歩けるんですよ。」
彼女:「夏って涼しい色を着たいじゃないですか。
でも、かといって、男の人で白のジャケットって言うのも
なんですし・・・。 だから、このジャケットくらいの
明るいグレー系の色だと、嫌味も無くすっきりと着て
いただけるんです。 一度、羽織って見られます?」
僕:「なんだか知らんけど、この人のペースになっとるな。
でも、羽織ってみな分からんし、とりあえず羽織っとこ。」
●その瞬間、猛烈な「お客様にお似合いですトーク」は始まらず
代わりに、このジャケットがどれだけ幅広い
スタイルに対応できるのか(ビジネスでも
プライベートでもOK)説明してくれました。
僕にとって、メリット十分だと判断させていただくまでに
かかった時間は、わずか10分。
あっけなく、僕の誕生日プレゼントは決まってしまうのでした。
●現在の接客においては、お客様にあまり話しかけないことを
美徳としている風潮が見受けられますが、真実はそうではないのだと
思います。お客さんは、売られることは嫌ですが、「提案」には案外
耳を貸すものです。その為に大切な視点が、これを持つ
ことによって得られる「メリット」をどれだけ伝えることが
できるかどうか。 (勿論、そのためにヒアリングすることも重要ですが)
●普段から、多くの方の接客を見ていますが
本当に自分にとっての「メリットや使い方」
を話してくれるセールスマンはごくわずかです。
時代が移ろうとも、変わらない普遍の真実を垣間見た
気がします。
今日も、いい勉強をさせてもらいました!
名古屋支店長 西田敬一


