「 休符を弾く 」
2008年04月24日
音楽マンであった僕にとって、とても大好きな言葉があります。
●その言葉が、「休符を弾く」というものです。
音楽に携わったことがある人なら、知っている方も多いと思います。
本来は、音が鳴っていてもおかしくない部分で、あえて鳴らさない・弾かない
という、「余白を残す」ことで、聴く相手のイメージを広げる・考えさせるものです。
●楽器の習い始めは、音を出す事がやっとのことです。
そして練習を繰り返すことで、無意識に音が鳴らせるようになり
更に上達すれば、思い通りの音が出せるようになります。
自分だけの音を楽しむのであれば、ここまでで構わないのですが、
ここから先、更に上手くなろうと思うと、音楽を聴く相手の存在を
感じる必要があるのです。
●どんな人にこのメッセージを伝えたいのか。
そして、どんなイメージを持って欲しいのか。
これを描いているのといないのとでは、勿論
相手に響くものが違う訳です。
●そこで、相手により伝わるために、休符を置くわけです。
こちらから全てを伝える訳でなく、考えてもらう余地を残しておく。
営業でも同じことが言えます。
特にクロージングの際、無闇に話しすぎてしまうのではなく
相手に委ねる時間が必要になります。
「沈黙は金なり」という言葉もありますよね。
伝えたいことがあるからこそ、あえて空白を残す。
コミュニケーションにおける鉄則なのかもしれません。
名古屋支店長 西田敬一


