経営者感覚
2007年10月15日
昨日研修の合間にお客様と話していて、なるほどな、と思ったことがあった。
経営者感覚をいかにして社員に持ってもらうかというお話。
例えば、こんな状況。
業績が好調で社員は皆忙しい。ここ最近土日も仕事で埋まっている。へとへとだ。そこへまた新しい仕事が入った。
社員は「え、またかよ。これで今週も休みがなくなる。」
経営者は、「新しいお客様が増えて嬉しい(単純に)。」
同じ事実(新規顧客からの受注)でも、立場によって受け取り方が違うと言うお話ですね。
この話は重要だ。
会社が目指す方向性、やるべきことと社員のそれがズレている。
とは言え、そんな考え方の社員はいらない、と単純に言い切れない。
社員に対して云々言う前に会社として考え実行すべきことが幾つかある。
社員本人がやらされ仕事ではなく、この仕事を通して自分が得られるものを認識できる仕掛けを会社が創ることが大事だ。
このズレが生まれないような仕組み、例えば業績に応じて報酬をダイナミックに配分する仕組みが必要。会社が儲かると自分も儲かるという仕組み。会社が儲かっても経営者だけが儲けているのではないと皆が認識できるルール。
また、この仕事の状況を乗り切ることで得られる事を繰り返し認識してもらえるマネジメントも。
もっと言うと会社の中に「自営業」感覚をもたらす構造があると良いのではないだろうか。
「今日もお客様が来て下さった。ありがたい。」
多くの自営業ではそう思うことがあたりまえだ。
お客様によって生かされている感覚。
自営業者の息子である僕はガキのころからそういうものだと思って育ってきた。
かってのリクルートのように実家が商売をやっている人を多く採用するのも良いかもしれない。
話を戻そう。
組織構造の話。
社内カンパニー、分社が解決の方向性として浮かぶ。
1チーム7から8人の小さな組織(会社)の集合体。
そのトップはあたかも自営業者のように仕事に取り組む。
自分の報酬はお客様が決める世界。
自分のやりたいことを自分で決められる世界。
自営業感覚を持つ人を集め、その人たちが納得して仕事が出来る組織構造を持つこと。
CMSはそちらに向けて進んでいく。


