モチベーション
2007年10月10日
企業のモチベーション論議の切り札はやはり採用だと思う。
所謂モチベーション施策の中で最も効果的なのが採用だ、という意味。
人にはそれぞれ価値観があり、それは多様だ。
価値観や向かうべく方向性が不明確な会社の場合、社員のモチベーションを喚起する事についての内部コストが跳ね上がる。
当社はこんな価値観です。こちらに向かいます。従って、価値観が合わない人や、方向性に共感できない人は入るとひどい目にあいますよ。お互いに。
こう明言しながら採用すべきだ。
また、途中で会社の方向性が変わる、若しくは、不明確だった価値観が明確にされることで、「話が違う」という事が起こる。
僕は会社が価値観とあるべき姿を明確にした結果、それに合意できない社員が外に出て行くことはいたし方ない事だと考えている。
それ以前に合意していたことが今日から合意できないなら、お互いのために分かれるべきだ。
感情的に、悲しいことだとしても。様々な想いがそこにあったとしても。
社員に忠誠を求めるのは間違っている。
あくまで会社の価値観とあるべき姿に社員それぞれが合意した上でリンクすることが本来的な関係であるはずだから。
そうした前提を踏まえたうえでチームを創る。
「今、ここ」を熱狂的に生きるチームを創る。
入り口を見直さないモチベーション論議は不毛だ。
まずは入り口のつくりを変える。
経営と社員の関係を正確に理解する。
そしてそれでも最高最強のチームを創ろうとする。
多くの逡巡が付きまとうが、そうやって前に進む。


